在宅で自由な時間が増えて、本を読む機会が増えました。最近、読む本として同じamazonからオーディオブック「Audible」が気になっているのですが、残念ながら聞き放題プランはありません。
kindle本を読まずにスマホの読み上げ機能を使ってオーディオブック化する方法を活用すれば、隙間時間も有効に活用できます。
たとえば、通勤ラッシュでひたすら、耐えるだけの時間というのは苦痛ですよね。読み上げ機能を活用すれば、本を読まずに聞くことができるので、少しは苦痛が和らげるかと思います。
読み上げ機能を活用して本を読む(聞く)ことで、次の3つのメリットが考えられます。
- 電車や車の通勤中、掃除などの家事をしながらでも聞ける
- 読書に抵抗がある人でも本が読める
- 倍速で聞ける
設定の方法は2つあります。
1.iPhone版Kindleでのやり方
kindleアプリから操作します。アプリがスマホにない方は、あらかじめダウンロードしておきましょう。

(1)読み上げができるようにiPhoneを設定します。(読み上げコンテンツ)
①「設定」をタップ ⇒ ②「アクセシビリティ」をタップ


③「読み上げコンテンツ」をタップ ⇒ ④「画面の読み上げ」をタップします。
下の画面のように「緑色」に変われば設定OKです。


⑤読み上げる声を変えることができます。④の画面から「声」をタップします。
⑥「日本語」をタップします。


⑦今回は「Siri(女性)」をタップします。
⑧▷ボタンを押すと音声を聞くことができます。


(2)Kindle本を読み上げます
①まず、Kindleアプリを開きます。
②下の写真のようにiPhone画面を最上部から2本指で下にスワイプ
③「読み上げコントローラ」が表示され、読み上げを開始します。
再生速度を変更したい場合は、0.5~2倍速(4段階)で変更が可能です。


〇スリープ状態(自動ロック)になったり、別のアプリに切り替えると読み上げは止まってしまいます。
〇途中に画像があると読み上げが止まってしまいます。手動で次のページに進めて再度、再生ボタンをタップすると、読み上げを続けます。
(3)読み上げができるようにiPhoneを設定します。(AssistiveTouch)
2本指で毎回「読み上げコントローラ」を操作するのも大変なので、私は「AssistiveTouch」を活用して、いつでも「読み上げコントローラー」を表示できるようにしています。
①「設定」をタップ ⇒ ②「アクセシビリティ」をタップ


③「タッチ」をタップ ⇒ ④「AssistiveTouch」をタップ ⇒
⑤「AssistiveTouch」をタップしてオンにします。下の画面のように「緑色」に変わればOKです。



ホーム画面に黒い丸が表示されます。タップして表示された中から「画面の読み上げ」をタップすると「読み上げコントローラー」が表示され、再生ボタンをタップすると読み上げを開始します。


「AssistiveTouch」に「画面の読み上げ」を表示させるには、事前にメニューに登録が必要です。「AssistiveTouch」の詳しい設定は、以下を参考にしてください。
2.Amazon Alexaアプリ
スリープ状態(自動ロック)になったり、別のアプリに切り替えると読み上げは止まってしまうのが面倒な方は、「Amazon Alexaアプリ」がおすすめです。
「Amazon Alexaアプリ」がスマホにない方は、あらかじめダウンロードしておきましょう。

①まず、Alexaアプリを開きます。
②「再生」をタップします。
③読みたい本をタップします。


④「このデバイス」をタップします。
⑤しばらくすると読み上げを始めます。
⑥タイトルをタップしても操作できることは、再生、一時停止、30秒の巻き戻し・早送りのみです。



読み上げる速度を変えるには、スマホに向かって「アレクサ早く読んで」など、音声操作で行います。
「アレクサ 早く読んで」 ⇒ 読み上げ速度が1段、早くなる
「アレクサ ゆっくり読んで」 ⇒ 読み上げ速度が1段、遅くなる
再生速度は0.5~2倍速まで7段階に変更できます。(0.5、0.75、0.9、1、1.25、1.5、2)
音声操作するためには
その他 ⇒ 設定 ⇒ このスマートフォンのAlexa ⇒ 「Alexaハンズフリーを有効にする」をONにしておく必要があります。
ページをめくるタイミングで次のページを読み上げを始めるまでに時間がかかるります。
止まってしまったのかと思うほどです。(4秒くらい?)
おおまかにいうと漫画、雑誌、図解を多用した図解本など、は読み上げに対応していません。
残念ながら、すべての本が読み上げに対応しているわけではないですが、「Kindleアプリ」、「Alexaアプリ」を活用することでスキマ時間を読書の時間に変えることができます。
「Kindleアプリ」、「Alexaアプリ」を使うのが面倒くさいと思ったら、「ショートカット」を活用して、読み上げしましょう。次のページで紹介しているので、参考にしてください。
これを機会に見直してみませんか!!
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